2002年3月31日
ふとよぎる声

あたしに静かに
諭す声
あたしのなかに
注がれる

この声で
眠りたい

あたしだけに
向けられた
あなたの声に
瞳を閉じる

でんち

2002年3月17日
「かちっ」

すいっちのはいった
そのひから
あなたのために
うごきます

このでんちが
つきるまで

あなたがいつも
のぞむなら
まいあさおこして
さしあげます

あなたのこころが
さむいなら
あたしがいって
あたためます

このでんちが
つきるまで

いつかでんちが
きれたなら
あたしはまちます
えいえんに

でんちをいれて
くれるひと
すいっちいれて
くれるひと

電話

2002年2月27日
滴が降り注ぐ
滴が降り注ぐ

あたしは外に出て
上を向く
そっと

滴に洗われる
滴に洗われる

目尻を伝う
その滴
そっと

右手に握りしめる
鳴らない
電話

もう
永遠に

それならいっそ
こわれてしまえ

あ〜わの世間話

2002年2月24日
あの月の
かなたには
さるの
たむろする
なんだか
はでな
まちがあるんですって!

やだわぁ
らまだん時期に
わらびもち作らなきゃ

----------------------
最初は真面目に書くつもりだったのになぁ

流される

2002年2月12日
流される
流される
流れに乗って
何処へ向かうの?
あたしの体

そこにあたしの
意思は無く
そこにたいした
意味は無く
ただひたすらに
そこにあるのは
人の意思

流されて
流されて
流れ着いた
その先で
いつか漸く
気付くこと

ここはあたしの
居場所じゃない

今日の日記

2002年2月3日
もう不可能
絶対的な不要
死ね迄言われて
なんと返せばいいのでしょう

苦痛と呼吸

2002年1月15日
あなたが吐いた
その言葉
あなたがした
その行動が
呼気を乱す

きりきりと痛む
体内の
臓腑をだまし
静かに微笑む

醜い心を
悟られまいと
罵る言葉を
飲み込みながら

あなたが吐いた
その言葉
あなたがした
その行動が
呼気を乱す

どくどく跳ねる
体内の
快楽の中
嬌声を上げ

勝手な私を
奔放に
操るあなたを
見つめながら

こうしていつも
交錯していく
思う気持ちと離す気持ち
先を思って
一つ溜息

記憶

2001年12月9日
かすかに流れるその曲に
心が跳ね上がる
あの頃の記憶が
ぬくもりが
胸を躍らす

またあのときみたいに

かすかに流れるその歌声に
胸締め付けられる
あの頃の記憶が
ぬくもりが
心を痛くする

もう一度あんな風に

叶わぬ夢を
想いを
届けて
あの人に

その歌声で

最低

2001年11月23日
最低
最低
みんな大嫌い
いなくなっちゃえ

だけど
そんなこと
実際有るわけない

だから
あたしが居なくなるよ

ばいばい

--------------------------------------------

『嘘』

あれも
これも
全て嘘でした

本当のことは
あたしがいま
ここに居るということだけ
あたしがいま
苦しんでいる事実だけ

騙されていたという
ことだけ
--------------------------------------------

どうして
嫌だと言った
嘘をつくの?

--------------------------------------------
『わがまま』

でんわしたい
それ
わがまま?

--------------------------------------------

なんかもう、とまらない。

2001年11月17日
氷のようなあなた
もう
温かい手
触れることはできない
氷を抱き
静かに眠る

待っていてくれたのに

あれから数年
あなたをまた弔うこの日
静かに
静かに
過去になっていく
あなた

過去にしたくないと
あれほど思ったのに

沈黙

2001年11月16日
こない
こない

まってるのに

携帯は
静かなまま

もう
かけられないから

こない
こない

まってるのよ

まってる

滴をたたえて
まってる

2001年10月30日
周りに同じ
ものはなく
ただひとり
佇む姿

かぜがゆらす
そのはなびら

凛とした
その強さ
支えるは
足下の大地

ひとりでなど
いきられぬ

世界は
やさしい

2001年10月28日
そこには
あたしがいて
あなたがいて
空気のように
あたりまえに
時が流れる

しあわせ

すうっと
目を開く
暗闇の中
涙が溢れ

ひとすじ

もう
あのときには
戻れない

あたしだけ
おぼえてる
幸せな時間

誰も知らない
幸せな時間

もう
あなたは
世界の何処にもいない

--------------------------------------------
大好き 今も。
--------------------------------------------


電車
通り過ぎる
この駅

良く
降りてた
この駅

もう
降りない
この駅

あなたの
使う
この駅

すれちがい

2001年10月21日
すれ違ったのは一瞬

近づいていたのに

はなれていく
はなれていく

まるで交差点

もう
会うことはないのかしら
もう
遠くへ行ってしまったの?

もしかしたらまた
違う人と近づいている?

疑えば
きりがない

疑わずに
いられない

そばにいて
もっと近くに
そばにいて
気持ちもずっと

続 不要論

2001年9月26日

貴方
接触
被放棄

繰り返される
その行為
根底に
有るのは
愛情?
惰性?

--------------------------------------------

ぶつかる
ぶつかる

あなた
あたし
ぶつかる

角が取れ
丸くなる?

丸くなり
四角い時より
しっくり来ず
定まらず
とどまらず

潮時
幾度も思い
引き戻され
ころころ
ころころ

やがて球になる
あたし
あなた
寄り添って
有ることが
できるかな

--------------------------------------------

どうしたらいいものか・・・
さっぱりわかりません

今日の日記

2001年9月12日
なんともなりません
なんとも

頭悪いあたしは
いらないようです

すれちがい

2001年9月6日
言葉が途切れ
気持ちが離れ
電話を切った

すこしだけの
言葉の行き違い
あたしの気持ち 伝わらず
あなたの気持ち 汲み取れず

怒りと
悲しさと
じれったさ

メールを作りかけ
消し
作りかけ
消し

電話を掛けかけ
切り
掛けかけ
切り

電話をみつめ
みつめ
みつめ

悪くないの
あたしも
あなたも

でんわ
こないかな

時間

2001年9月5日
走れ
もっと
前へ
早く

追いつかれる前に

走れ
急げ

上半身が
前のめり
足がついてこない

いつからこうして
走り始めたのか

常に
追われ
休むことすら
許されず

生命を
生命が
疾走する

追いかけるのは
時間

ううん
追いかけるのは
自分
追い立てるのは
自分

早く
気付いて

2001年9月1日
すっと
染み込む
肌に
耳に
心に

あなたの声は
乾いたあたしへ
恵みをもたらす

少量でも
あたしにとっては
命の水

--------------------------------------------

ぽと
ぽと
ぽと

空仰ぐ
私へ
吸い込まれ
私の重力
感じ取る

さぁ
さぁ
さぁ

静かに
私へ
吸い込まれ

あなたも
私へ
引き寄せられて
私の元へと
来て欲しいのに

すき

2001年8月31日
すき
すき
心を埋め尽くす
あなたへの思い

すき
すき
あなたがみせた
小さな隙
そこにあたしが飛び込んだ

すき
すき
あなたがあたしの
髪を梳く
静かに嬉しい時間

隙に飛び込み
好きなあなたに
髪を梳かれ
好きなあなたと
過ごす時間

すごく
すき

--------------------------------------------

気持ちがふくれて
どんどんふくれて
ふわり
ふわり

あなたの近くへ
気持ちが飛んで
ふわり
ふわり

ぱちん

はじけた

音に気付いた
あなたがみせた
黒目がちな目
そのあとの
優しい空気

よかった
あなたの
大きな思いが
あたしのもとでも

ぱちん


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