死体

2001年2月22日
あたしが傍らに
跪いたときには

あなたはヒトでは無かった

その物体は
静かにそこにある
過去も未来も
記憶などなかったかのように

ヒトの形をして

記憶はあたしの中から溢れ出し
頬を伝った

そうして記憶は失われ
あたしの中に思い出が残る

あなたからは
幾ら待っても
流れ出してはこなかった

抜け殻になった
あなたには
思い出は必要ない

あたしはもう
必要ない

--------------------------------------------
いかん、、気分が沈んできた。
ここ2年くらい、毎年誰かが、何かが亡くなっているせいか
死ぬと言うことについて敏感に
多感に
なっているのかもしれないな。

心に浮かんだ言葉を纏めることが出来ないほど
心の底では取り乱しているのかも。
思い出してしまって。

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

テーマ別日記一覧

まだテーマがありません

この日記について

日記内を検索